株式会社 北海サンド工業

株式会社 北海サンド工業

ニュース

2022.09.07

お客様の声

産業廃棄物のリサイクル率向上と、エネルギーのグリーン化を目指す

北海道曹達株式会社様

社会的なSDGsへの意識の高まりを受け、環境に対して、法的な基準を上回る目標を掲げて取組を進める企業が増えてきているように感じます。本インタビューでは、北海道を代表する化学品メーカーであり、大手企業グループの一員でもある、北海道曹達株式会社 環境安全品質部 部長 橋本氏に、同社の環境への意識や取組について、お話を伺いました。

北海道曹達株式会社について

北海道苫小牧市を中心に、道内唯一の基礎化学品メーカーとして、北海道内の主要な工業製品、水産関連、農業関連の会社へ化学品を供給している企業です。例えば、主力製品のひとつである「次亜塩素酸ソーダ」は、上下水道の殺菌消毒に使われる、安全・安心な水を作るために不可欠な薬剤です。

北海道曹達株式会社のホームページ

弊社は基礎化学品のメーカーで、苛性ソーダや次亜塩素酸水、塩酸などを主に製造しています。これらは食品添加物や、水道の消毒などに使われていて、一般企業さんから官庁関係まで幅広くご使用いただいています。また、化粧品や衛生用品としての消毒剤は一般消費者の方にも使っていただける形で生産しています。化粧品は店舗販売と通信販売の両方で展開しているところです。

私自身は、環境安全品質部に所属していて、社内全般の環境安全と品質保証などに関わる業務全般に携わっています。業務上の災害対応や、官庁関係の業務、自社製品の保証業務などが主な仕事です。他には、お客様のところに商品が届くまでのプロセスや、不具合の有無などをチェックしたり、いろいろな分析を行ったりしています。

ボイラー燃料をLNGに変更し、さらなるCO2削減を目指す

2021年からボイラーの燃料を原油からLNG(液化天然ガス)に変更しました。法令遵守の目的もありますが、弊社のAGCグループ*全体でGHG(温室効果ガス)の削減に取り組んでいて、目標値も設定しています。グループ全体で取り組むGHG対策の一環として、ボイラー燃料をLNGに変えることで、CO2の年間排出量削減を目指しています。削減効果についてバラつきはありますが、概算で年間2,000トンくらいCO2を削減できているのではないかと思います。

また、LNGボイラーなら、原油ボイラーではできなかったミニマム運転も可能です。状況に応じてミニマム運転を行って、余計なCO2の排出を抑えていきたいですね。基礎化学品の製造メーカーにとって、エネルギーのグリーン化は大きな課題です。基礎化学品を生産するためには、非常に多くの電力が必要で、そのぶんCO2の排出量も多くなってしまう。電力の削減がCO2の削減につながると考えると、ボイラー変更はかなり大きな環境対策になったと思います。もちろん、単純に実行するだけでなく、環境対策の結果や成果を数値に出してデータ集計し、どのくらいのパフォーマンスを発揮できているのか見ていくことも大切だと思っています

*AGCグループ:世界最大級のガラスメーカーであるAGC株式会社を中心とした企業グループ

迅速な対応とリサイクル技術の高さ、印象の良さが決め手

基礎化学品の製造工程で発生する産業廃棄物について、ただ廃棄するのは環境対策にならないので、リサイクル率を上げることを検討しています。ただ、自社で出る産業廃棄物をリサイクル処理するのはなかなか難しいのが現実です。北海サンド工業さんは自社で処理しきれない産業廃棄物のリサイクルをしてくれるので、とても心強いというのが決め手のひとつです。対応も早いですし、リサイクルしたものが再び製品として生産されているというのは環境対策としてとても良いことだと思っています。弊社は苫小牧のほかに、幌別や登別にも工場があるのですが、そちらでも北海サンドさんに大変お世話になっていると聞いています。苫小牧市内で出た産業廃棄物については、基本的にいつでも受け入れ対応してもらえるので、非常に助かっていますね。

コストのみを重視するのなら、北海サンド工業さん以外の選択肢もあるのかもしれませんが、弊社としては依頼してから対応してくれるまでのスピードや、リサイクル技術そのものの高さを重視しています。北海サンド工業さんに産業廃棄物の処理を頼むようになってしばらく経ちますが、お付き合いを始めた当初から今まで、良い印象は変わっていません。できれば弊社で排出するものすべてのリサイクルをお願いしたいと思っているくらいです。今後も良い関係性を築いていきたいですね。

エネルギーのグリーン化とリサイクル率の向上に取り組んでいきたい

GHG対策やCO2対策につながる、エネルギーのグリーン化をもっと進めていきたいですね。自社だけで取り組むのは難しいかと思いますが、生産効率をもっと高めていけば、環境対策にもっと貢献できると思っています。また、産業廃棄物をあまり出さないような設備を導入して、低害化を進めるなど。もちろんリサイクル率のさらなる向上も検討しています。

現在、汚泥については一部埋立処分を行っていて、リサイクルできていない部分があります。埋立処分している部分のリサイクルについて、自社で対応する技術を生み出すか、あるいは北海サンド工業さんのような業者にお願いするのか、考えていくべきだと思っています。

廃棄物の中には、環境に影響を及ぼすものが残ってしまう事があるので、そのまま埋立処分するのはなるべく避けたいと考えています。ただ、弊社から出している産業廃棄物をすべて中間処分(リサイクル)してもらうとなると、受け入れ制限や法令関係の問題なども考えていく必要があります。こうした問題や課題をクリアしながら環境対策を更に進めていきたいというのが今後の展望ですね。

北海サンド工業では、「鉱さい」「無機性汚泥」「燃え殻・ばいじん」の4品目の中間処理を中心にリサイクル事業に取り組んでいます。埋め立てられる可能性のある産業廃棄物を無害化・減量化・安定化することで、安全な再生品として新たな活路を見出し、循環型社会(サーキュラー・エコノミー)を実現しています。

産業廃棄物処分のご依頼・お問い合わせはこちら

株式会社北海サンド工業

産業廃棄物処分許可証 (許可番号00120152813号) はこちら
〒059-1265 北海道苫小牧市字樽前355-6

0144-68-2200

平日:9:00〜17:00土日祝休み
FAX : 0144-68-2208

北海サンド工業までの道のり